2020年は東京オリンピックのバスケットボール競技で男子日本代表、女子日本代表のどちらとも出場が決定しましたね!
日本でもバスケットボールプロリーグのBリーグも人気があり、アメリカのバスケットボールNBAでも八村塁選手が活躍したりと非常にバスケットボールの試合を目にすることが増えてきました。
でも試合を見ててバスケットボールってポジションがあるけどよくわからないと思うことはありませんか?
そこで今回は、ポジション別に主な役割を解説していきます。
結論からいうと
- ポジションを大きくわけると2つ:ゴール近くの「インサイド」、外側にいる「アウトサイド」
- PGポイントガードは「司令塔」で、ドリブル上手・比較的身長低め
- SGシューティングガードは「点取り屋」で運動神経高めの人が多い
- SFスモールフォワードは「オールラウンダー」で内側に外側でも活躍
- PFパワーフォワードは「お助け上手」なリバウンド王
- Cセンターは「大黒柱」で身長高く・体も大きめ
です。
それでは早速、初心者必見のバスケットボールのポジションをわかりやすく解説していきますね。
【初心者必見】バスケットボールのポジションは大きくわけると2つ
バスケットボールはゴールを決めて点を取るスポーツなので、ポジションにかかわらず「点を取る」ことは共通のミッションなんですがポジションによって役割や位置などが基本的に決まっています。
バスケットボールのポジションを大きくわけると
- アウトサイド
- インサイド
の2つに分かれます。
アウトサイド:黄色部分、インサイド:水色部分
簡単に説明をすると「アウトサイド」はゴールから離れたところでプレーする人、「インサイド」はゴールの近くでプレーする人です。
アウトサイド
ゴールから離れたところでボールをもちプレーをします。
相手選手をドリブルで抜いたり、遠くからの3ポイントシュートを打ったりとするプレーが多いです。
「アウトサイド」はスピードがあると有利なので、ドリブルがしやすい身長の低い選手やシュートが上手い選手が活躍しやすいですよ。
インサイド
ゴールの近くでボールをもちプレーをします。
体を張って相手選手とぶつかり合いながらゴールに向かうプレーが多いですね。
ですので「インサイド」でプレーする選手は身長が高かったり、当たり負けしない筋肉隆々の選手が活躍しやすいと言われています。
ポジション別に主な役割をわかりやすく解説!
ではもっと細かくポジションを説明していきますね。
バスケットボールは5つのポジションを使っていきます。そのポジションの名前は番号で呼ぶ場合もあるので一緒に覚えるといいですね。
【アウトサイド】
- (1番) PG・ポイントガード
- (2番) SG・シューティングガード
- (3番) SF・スモールフォワード
【インサイド】
- (4番) PF・パワーフォワード
- (5番) C・センター
こちらの5つのポジションの役割を1つずつ説明していきますね。
1番PG(ポイントガード)は司令塔
PGは司令塔の役割で、コート上の監督となります。
PGがオフェンスを組み立てて作戦を決めていくのでこのポジションの選手はバスケットボールを良く知っていたり、頭が良い選手の人が多いですね。
またこのポジションはチーム内でボールを持つ回数が多いのでボールをとられないようにしなければなりません。
ですのでドリブルが上手な選手、ボールがとられずらいスピードのある身長の低めの選手が適しています。
代表的な選手でいうと、1億円プレイヤーになった富樫勇樹選手、日本人初のNBAプレイヤー田臥勇太選手です。
2番SG(シューティングガード)は点取り屋
SGのポジションの役割は点取り屋です。PGと似たような位置でプレーをするのでPGを補佐することも求められます。
SGはドリブルで切り込んでいったり、3ポイントシュートを打ったりとオフェンススキルの高い選手が理想とされていますね。
運動神経が高かったり、オフェンスの意識が高い負けず嫌いな性格の人なんかはぴったりです。
よくチームのエースと言われる選手はこのポジションにいたりすることが多いです。
代表的な選手は、Bリーグ連覇を導いた田中大貴選手、Bリーグ2017-18シーズンMVP比江島慎選手です。
3番SF(スモールフォワード)はオールラウンダー
PFはアウトサイドとインサイドの両方でプレーをしていくことが多いのでオールラウンダーなポジションです。
外角からのシュートを打ったり、インサイドで体をぶつけながらシュートを打ったりとかなりプレーの幅が広いのが特徴ですね。
なのでこのポジションが安定していないとチームのバランスが崩れてしまうので協調性の高い選手が理想です。
現代のバスケットボールではSFが人気でポジション争いが激しいです。
NBAで活躍している渡邊雄太選手、ワールドカップ2019での活躍からNBAサマーリーグに出場となった馬場雄大がSFの選手です。
4番PF(パワーフォワード)はお助け上手
PFのポジションはオフェンスしやすいようにスクリーンという味方を助ける壁になるプレーをしたりリバウンドに積極的に参加してボールを確保したりとチームに欠かせないお助け上手なポジションです。
PFは職人のように専門的なプレーを得意とする選手が多いですね。
なので1つとびぬけた能力がある個性的な選手もいたりするのでチェックすると面白いですよ。
リバウンドやダンクシュートなどインパクトがあるプレーを見せることが多く、よく試合のハイライトシーンなんかで取り上げられるプレーはPFのプレーが多いですよ。
NBAで活躍している八村塁選手はNBAウィザーズではSFですが、日本代表ではPFのポジションです。
日本バスケを長年引っ張ってきた双子:竹内譲次選手・公輔選手も代表的な選手ですね。
5番C(センター)は大黒柱
Cのポジションはゴールの近くにどっしりと構えるので大黒柱のような存在ですね。
ぶつかり合いながらプレーをしていくのでチームの中で1番身長が高く、体が大きい選手がCのポジションでプレーしていくことが多いです。
このポジションが弱いとリバウンドが取れなくなかなかチームとして強くなりずらいので非常に大切なポジションと言われていますよ。
また現代バスケットボールではCもアウトサイドのプレーが出来るのがトレンドのなっているのでより質のいいプレーを求められています。
代表的な選手で言えば、日本に帰化したファジーカスニック選手、シェーファーアヴィ幸樹選手です。
スラムダンクのキャラならどのポジション?
日本のバスケ漫画といえばスラムダンクですよね!
私もスラムダンクを読んでバスケットボールに興味がでてバスケ部に入りました。この漫画の影響でバスケットボール人気が高まりましたよね。
これまで説明したポジションをスラムダンクのキャラでポジションを見るとわかりやすいかなと思ったので紹介していきますね。
PG | 宮城リョータ、牧紳一、藤真健司 |
SG | 三井寿、神宗一郎 |
SF | 流川楓、仙道彰、沢北栄治 |
PF | 桜木花道、福田吉兆 |
C | 赤木剛憲、魚住純 |
一人一人キャラの個性が強いですが湘北高校のメンバーだと
- チビの生きる道はドリブル:宮城リョータ(りょーちん)
- 3ポイントシュートのスペシャリスト:三井寿(ミッチー)
- アウトサイドでもインサイドでも得点する:流川楓(ルカワ)
- リバウンド王:桜木花道
- キャプテン大黒柱:赤木剛憲(ゴリ)
とスラムダンクでポジションの役割を見てみるとイメージしやすいかもしれませんね。
まとめ
バスケットボールのポジションの主な役割を初心者の方にもわかりやすく解説してみました!
これまでをまとめると
- ポジションを大きくわけると2つ:ゴール近くの「インサイド」、外側にいる「アウトサイド」
- PGポイントガードは「司令塔」で、ドリブル上手・比較的身長低め
- SGシューティングガードは「点取り屋」で運動神経高めの人が多い
- SFスモールフォワードは「オールラウンダー」で内側に外側でも活躍
- PFパワーフォワードは「お助け上手」なリバウンド王
- Cセンターは「大黒柱」で身長高く・体も大きめ
という結果になりました。
ポジションによって選手の特徴がわかるのでバスケットボールを見る時はこういったところにも注目すると面白いですよ。
ポジション別の役割をしってみんなでバスケットボールを楽しみましょう!
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